川島良彰 著 「コンビニコーヒーは、なぜ高級ホテルより美味いのか」

価格 ¥ 858 税込
商品番号 F-114
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世界的な「コーヒーハンター」が説くコーヒーの最新事情と奥深き世界。 コンビニコーヒーと高級ホテルのコーヒーでは、なぜ約10倍もの価格差が生まれるのか。そこに日本のコーヒー業界が長年抱える大きな課題がありました。コーヒーを取り巻く世界の状況から日本独特の「コーヒー進化」、そしてコーヒーの美味しい淹れ方まで、その魅力のすべてをわかりやすく解説した必読書。

■「はじめに」より一部抜粋

これまで世界中を旅してきて、日本ほど抽出方法が豊富な市場は見たことがありません。10年ほど前、アメリカのコーヒー関係者にサイフォンでコーヒーを抽出して見せたところ、これは科学だと驚いていたほどです。
しかも、アメリカで人気のサードウェーブですが、それはまだまだ大都市に限定されています。日本のように、各地で本格的なサイフォンやネルドリップの専門店があるのとはわけが違います。他方、日本でもいくつかの大きな波がありました。

まずは、ファーストウェーブ。これは、1950年代に戦中から止まっていたコーヒーの輸入が再開され、日本のコーヒー市場が活性化した1960年代頃だと思います。

そして、1970年代から始まった喫茶店ブームがセカンドウェーブです。こだわりのコーヒーを淹れるマスターがいるコーヒー専門店が日本の随所に見られました。

しかし、バブルによる家賃高騰で喫茶店文化は終焉を迎え、取って代わったのが1990年代のチェーン店の展開とシアトル系の日本上陸、そして自家焙煎ブーム。これが、日本のサードウェーブです。

そして、ここ数年、活況を呈しているのが、コンビニエンスストアで提供される淹れたてコーヒーです。コンビニの100円コーヒーが引き起こした大きな波が、日本に於けるフォースウェーブと言えるのではないでしょうか。今、コンビニコーヒーは、日本のコーヒーのトレンドを読む上で、見逃せない存在になっています。

こうして、コーヒーがより身近になり、コーヒーを飲む人が増えるのは実に嬉しいことです。しかし、まだまだ本当のコーヒーのおいしさが伝わっているとは言いかねます。原料の重要さ、正しい豆の選び方、抽出方法が広く伝わっていないとも感じています。

■目次

はじめに なぜ、日本人は並んでまでコーヒーを飲むのか
第一章 コンビニと高級ホテル、コーヒーの価格の差はなぜ生まれるのか
第二章 まずいコーヒーには理由がある
第三章 品質基準を明確にし、品質のピラミッドを作る
第四章 なぜ、JALのコーヒーが世界一になったのか
第五章 生産者と消費者は対等なパートナー
終 章 コーヒー屋ほど面白い商売はない
対 談 コーヒー市場が成熟するには

■仕様

B6変型判、205ページ、ポプラ社刊

本書に関連するコーヒー銘柄のご紹介

ドイ トゥン(タイ)

タイ
ドイ トゥン

タイ北部に位置するドイ トゥン地区では、貧困により少数民族の人々が長年麻薬(アヘン)栽培で生計を立てていました。タイ王室メーファールアン財団は、貧困問題の解決と麻薬撲滅のため、1988年に麻薬栽培からコーヒー栽培への転作を支援する「ドイトゥン開発プロジェクト」を立ち上げました。しかし、コーヒーの生産性が悪く品質が安定しないため、財団理事長から依頼を受け、2014年からJosé. 川島 良彰もプロジェクトに参与。年々品質も向上し、2018年からはCOFFEE HUNTERSシリーズとしても販売中です。味わいは、まろやかでミネラルが感じられる、すっきりとした後味が特徴です。

ハワイ コナ ブレンド(ブレンド)

ブレンド
ハワイ コナ ブレンド

José. 川島は前職の大手企業でハワイ島コナのコーヒー農園開発に携わっていましたが、ミカフェート創業後、旧知のグリーンウェル農園の農園主トミー氏の協力を得ながらミカフェート最高峰のGrand Cru Caféクラスのコナ コーヒーを完成させました。オンラインストアでご購入いただける銘柄としましては、グリーンウェル農園のCOFFEE HUNTERSクラスの豆を使用したハワイ コナ ブレンドをご用意しております。ハワイのグリーンウェル農園の純粋なティピカ種と、コロンビアのプロ フラグア農園のカトゥーラ種/コロンビア種との好相性のブレンド。単純な甘さではなく、アフターテイストに陰影のある余韻と滑らかなマウスフィールが魅力です。

ブルーマウンテン ジュニパー ピーク農園(ジャマイカ)

ジャマイカ
ブルーマウンテン ジュニパー ピーク農園

José. 川島は前職の大手企業でジャマイカでもコーヒー農園開発に携わっていましたが、すっかり品質が落ちてしまったブルーマウンテン コーヒーをミカフェート創業後に取り扱うことはありませんでした。しかし、多くのお客様からお問い合わせいただく中で、José. 川島は旧知のジュニパー ピーク農園のシャープ兄弟と本物のブルーマウンテン コーヒーを復活させる決意を固め、彼らの全面的な協力の下、ミカフェート最高峰の品質を誇るGrand Cru Caféのブルーマウンテンを完成させました。オンラインストアでご購入いただける銘柄としましては、Premier Cru Caféクラスのブルーマウンテン ジュニパー ピーク農園をご用意しております。80年代に「カリブの宝石」と呼ばれ、多くのコーヒー通に愛されたブルーマウンテン コーヒーをぜひお楽しみください。

ルワンダ キグフィ農園(ルワンダ)

ルワンダ
ルワンダ キグフィ農園

1994年に起きた大虐殺の悲劇を乗り越え、奇跡的な経済成長を遂げたルワンダ。José. 川島は2013年から国際協力機構(JICA)の客員専門員として、ルワンダのコーヒー生産の支援を行ってきました。「涙のコーヒーではなく、ルワンダからおいしいコーヒーを」という標語の下、生産者と共に持続可能なコーヒー生産と品質の向上に取り組んでいます。JICAでの支援でルワンダと関わる中、José. 川島はルワンダの友人を通じてキグフィ農園主のジャン ピエール氏と出会いました。彼は大虐殺で荒廃した農園を1999年に再建し、20年以上かけて高品質のコーヒー豆を生産できるようになったルワンダの希望となる存在です。José. 川島も納得したその味わいは、ジャスミンやダージリンの爽やかな香りと、柑橘系の明るい酸味が特徴です。

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