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パナマ

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パナマのコーヒー

実は伝統的なコーヒー産地

パナマ

北米大陸と南米大陸を繋ぐパナマは、東西に細長い国です。パナマ運河がある首都パナマ市は、低地の高温多湿で住みにくい所ですが、コスタリカに近い西部のチリキは、太平洋の海の幸にも恵まれ、また高地では酪農や農業が盛んでパナマの食糧の70%以上を供給している豊かな県です。
そして、バル火山(3,474m)の西斜面に位置するボルカン地区と東斜面にあるボケテ地区は、高品質のコーヒーを産出する産地として有名になりました。
100年以上の歴史のあるコーヒー産業ですが、国際市場で知名度が低く、長年に渡りコスタリカに密輸されコスタリカコーヒーとして出荷されていました。
それが2000年代始めに、品評会で優勝したゲイシャ亜種が世界的に脚光を浴び、一躍有名な産地となりましたが、これで一安心という訳にはいきません。実は、以前からパナマ政府が、この温暖で風光明媚なコーヒー産地に、アメリカ人の年金生活者に誘致を始めました。免税処置や永住権などの優遇資格を与えることで、多くのアメリカ人が移り住み人口も増え開発が進みました。しかし当然の結果として、不動産と人件費が高騰し、農業をするのには難しい環境になってしまったのです。
また、ゲイシャ亜種が注目されたことで、もっと生産コストの安い生産国が、一斉にゲイシャの栽培を始めたことも悩みの一つです。

ボケテ コトワ農園

コトワ農園

創始者はカナダの政治家アレクサンダー ダンカン マッキンタイヤー。1918年、政争に疲れ果て新天地での暮らしを夢見ていた彼は、新聞でパナマのコーヒー名産地、ボケテを知り興味を抱きました。早速、現地へ赴き、ミステリアスなバル火山の麓に広がる景色と爽やかな気候に魅入られて移住を決意し、コーヒー栽培を始めました。
曾孫にあたる4代目のリカルドは、パナマコーヒーがまったく売れなかった1998年、どうしてコナコーヒーが高く売れるのかを調べにハワイ島を訪問し、José. 川島と知り合い、それ以来の付き合い。それほど研究熱心な生産者なのです。

ボルカン カルメン農園

カルメン農園

1950年、弁護士のエフライン フランセスチと妻のカルメンは、パナマで最も高いバル火山西側に位置するボルカン村に土地を購入し、コーヒー栽培を始めました。都会で仕事に追われる生活から離れ、田舎暮らしをしながらコーヒー農園を営むことが夫婦の長年の夢でした。そして妻の名前からカルメン農園と名付けました。彼らの孫で、コーヒー農園で育ったのが現在のオーナー、3代目のカルロス アギレラ フランセスチ。カルロスとは、2003年にアメリカで行われたコーヒーの会議で知り合い、初めて彼の農園を訪問したのは2006年。一度で彼の農園に惚れ込んでしまったのです。

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