2023.07.06
アイスコーヒーとしてもお楽しみいただける限定銘柄「カフェ クリスタリーノ」
いつもミカフェートのコーヒーをご愛顧、ご愛飲いただきまして誠にありがとうございます。
いよいよ夏本番を迎えるこの頃、本日は「CAFÉ CRISTALINO」に使用しているコーヒー豆が作られた農園をご紹介します。
先日発売となりご好評をいただいておりますCAFÉ CRISTALINOは、サン ミゲル農園のブルボンをブレンドのベースにしております。精選方法はナチュラルで、やや深煎りにしたコーヒーです。そこに、コトワ農園のアルト ルナとサン セバスティアン農園のパカマラ ナチュラルをブレンドしました。
サン ミゲル農園は、グアテマラで100年以上のコーヒー栽培の歴史を持つ一族が経営しています。1962年にアルトゥーロ ファジャ氏が拓いたこの農園は、現在は息子のエストゥワルドに引き継がれ、変わらぬ高い品質を保ち続けています。
この農園が素晴らしいのは、コーヒーの品質だけではありません。
ファジャ家の一族が経営する隣のサン セバスティアン農園と協力し合い、農園管理、人権、自然環境のすべてにおいて先進的な取り組みを行っています。
農薬を使う代わりに、接ぎ木や天敵で病虫害をコントロールし、精選加工の工程で大量に出る果肉をミミズに食べさせ、ミミズが排出した栄養価の高い糞を有機肥料として畑に撒くことで、自然環境に配慮した方法で生産しています。このことによって、自然に負荷をかけず、高品質で安定した生産を長期的に続けることが可能になります。
農園内には、先住民族の労働者の子供たちや近隣の人々のために学校を運営し、初等・中等教育を無償で実施しています。また、労働者や近隣の人々が利用できるクリニックを備え、地域の人々が健康な生活を送るために無償で診察を続けています。
コトワ農園もまた、自然環境と人権に配慮し高品質なコーヒーを生産することで、世界に広く名を知らしめる名園です。
農園内には50ヘクタールもの原生林を保護しており、険しい山間を流れる川と湧き水を活かし水力発電を行い農園で利用しています。山間部にある農園の特徴を存分に活かしたエコツーリズムでも大成功を収め、世界中から集まる人々にパナマの自然に関する環境教育をしています。農園で働く先住民族の人権を尊重し、近隣の学校への支援も行っています。
焙煎度の異なる3種の豆をアフターミックスで配合し、ホットでもアイスでもお楽しみいただける奥深い味わいのコーヒーです。
この時期だけの特別な味わいを、ぜひお楽しみください。