運命に翻弄されるふたりの美しくも切ない、“さよなら”から始まる愛の物語。恋人の雄介をプロポーズされたその日に交通事故で亡くし、悲しみに打ちひしがれるさえ子。一方で、雄介の心臓を提供された成瀬は心に違和感を覚えていた。
作品の中でも大切なアイテムであるコーヒーの監修を行ったミカフェートが、物語から着想を得て選定したスペシャルコーヒー。ぜひ各話のフレーバーを作品と一緒にお楽しみください。
Netflixシリーズ「さよならのつづき」オリジナルドリップバッグ(10袋入り)
作品を観ながら各話に合わせたフレーバーを楽しんでいただきたいという思いから、それぞれのエピソードをコーヒーで表現しました。8つのエピソードに合わせて選定した8つのフレーバーと、Special Flavor(1種)が入ったオリジナルドリップバッグコーヒーです。
Special Flavor BeyondGoodbye
さえ子と雄介の出会いの地であるハワイ。
コナの複雑な香りは、登場人物の想いや関係の複雑さを映し出す。ブレンドされている"アルト ルナ(AL)"は、繊細な味わいで切なさや儚さを表現。
「さよならのつづき」に寄り添うような、優しい甘さで暖かみのある飲み口。
パナマ共和国/
アメリカ合衆国ハワイ州
ハワイ コナ ブレンド
Episode 1 プロポーズのつづき
幸せの絶頂と底辺への転落(喪失)=甘く苦い。穏やかで抱擁感のある飲み心地は雄介の温もりを感じさせる。灯火の名残や儚い希望のようなほのかな暖かみのあるベリー感は、喪失の中希望の光を追い求めてしまうさえ子にかぶる。ほろ苦さはつらい感情。
グアテマラ共和国
サン ミゲル農園
サン ミゲル ナチュラル
Episode 2 いのちのつづき
りんご農園の娘が登場して始まる2話として、味わいにアップルを感じさせる"アルト ルナ(AL)"を選定。穏やかな飲み心地は、成瀬が家族と過ごす時間にリンク。始まり、芽吹き、話の全体を通して明るいトーンでまとまっていると感じた点もフレッシュで透明度が高いALに合う。
パナマ共和国
コトワ農園
アルト ルナ
Episode 3 記憶のつづき
未来への期待と安堵、一方で違和感や不安、ネガティブな感情が入り混じる。明と暗のマーブル模様。"キレマ チャーチ キリマンジャロ(KC)"は、酸は明るいが全体のトーンは落ち着いたグレイッシュトーンでこの印象にちょうどよい。
タンザニア連合共和国
キレマ教会周辺小農家
キレマ チャーチ キリマンジャロ
Episode 4 誕生日のつづき
物語の核心の入り口、予感が確信へと変わる。ぼんやりとしたピースが徐々に輪郭をはっきりとさせていく様が、華やかさから始まり、どっしりと構えるフルボディの"パカマラ ナチュラル"に似ている。
夜空を彩る花火の鮮やかさも、ナチュラルの華やかさが表現。
グアテマラ共和国
サン セバスティアン農園
パカマラ ナチュラル
Episode 5 嵐のつづき
ピースが繋がり歯車が回り始める。溢れる感情。同時に悩みや怒り。コンプレックス、気持ちを表す言葉が見つからない。嵐の予感。
一風変わったエキゾチックで複雑なフレーバーがコンプレックスを表現。力強いコーヒーはそのまま感情の強さや嵐をイメージさせる。
タンザニア連合共和国
ンゴロンゴロ修道院コーヒー園
ンゴロンゴロ
Episode 6 運命と偶然のつづき
一見、凪のような時間。裏では不穏状態、すれ違い、苦慮。
コーヒーの味わい分布図において、真ん中に位置するバランス型。落ち着きのあるコーヒーで穏やかな時間を得られる。一方で一級畑ゆえ、複雑かつコクのある味わいは、それぞれの心情を表現。
グアテマラ共和国
サン セバスティアン農園
ビジャロボス
Episode 7 人生のつづき
楽しい思い出からの別れの決意、さえ子の新しい人生の決断。
「ムンド ノボ」は”新しい世界”という意味。希望から絶望へ。消え入りそうな希望の灯。軽やか(希望)な飲み口から絶望(ほろ苦さ)、灯ほどのわずかな複雑なフレーバーは消え入りそうな命を感じさせる。
ブラジル連邦共和国
サンタ ルジア農園
ムンド ノボ
Episode 8 さよならのつづき
未来の希望と新しく始まるそれぞれの人生。
農園主アルマ夫人は亡き夫イヴァンの遺志を受け継ぎ、逞しく農園を守りながら、新しい人生を歩んでいる。「レクエルド」は”思い出”という意味。イヴァンとアルマの愛の結晶と、ドラマの余韻を味わってほしい。
コロンビア共和国
ベジャビスタ農園
レクエルド デ イヴァン
ミカフェートとは
世界各国3,000以上のコーヒー農園を知るコーヒーハンター José. 川島良彰が2008年に設立。樹の選別から栽培、収穫、輸送、焙煎、保管、抽出に至るすべての工程に独自の品質基準を設け、トップブランドからカジュアルブランドまでさまざまなコーヒーを取り扱っています。自然環境と人権を守りながら高品質のコーヒー作りに励む生産者と直接取引することで、生産国と消費国の架け橋となり、コーヒーを通じた持続可能な社会づくりに取り組んでいます。