ミカフェートのトップブランドGrand Cru Caféで人気のセルバ ネグラ農園から、Premier Cru Caféが誕生しました。コーヒー樹の合間に月下香の花が咲き乱れる畑で収穫されたコーヒーです。中国では夜来香(イエライシャン)と呼ばれ、その名の通り夜になると甘いエキゾチックな香りと漂わせるこの花は、エル サルバドルではバルソヴィアと呼ばれ畑の名前になりました。
COFFEE HUNTERS STORY
ケニア バルソヴィア
セルバ ネグラ農園のGrand Cru Caféは、そのワイルドながらも繊細な味から2008年の発売以来多くの熱烈なファンから支持されてきました。この栽培種ケニアは、不思議なコーヒーです。生産量が低いので、農園主から見放され管理も不十分な状態に置かれ、抜かれてしまう直前に僕が出会い、説得して延命し日本に紹介しました。その後肥料を施し剪定も行い、日陰樹のコントロールも欠かさず行った結果、年を追うごとに味が変化していきました。初めて飲んだ時、孤高の美しい狼を連想させ、とってもワイルドで独特の力強さを感じました。そしてそれを残しながら、複雑な繊細さを兼ね備えるようになったのが、ミカフェートのトップブランドに属する「Grand Cru Café セルバ ネグラ農園」です。2013年、Grand Cru Caféの畑から取った種子で苗を作り、農園内に新たに2ヶ所の畑を作りました。それが「ケニア エスコンディード」と「バルソヴィア」です。
1,813メートルに位置する「ケニア バルソヴィア」の畑は、コーヒー樹とバルソヴィアが元気に育つ平和な畑です。セルバ ネグラ農園では、栽培種ケニアを植えていますが、この地域のマイクロ クライメット(微小気候)の恩恵に預かり、同じ品種でもそれぞれの畑によって異なる個性をお楽しみいただけます。
LABEL STORY
向き合えば向き合うほどに、深遠なる奥深さを感じさせる存在感。静謐な空間の中に浮かぶ厳格な構築物の印象を具現化。