COFFEE HUNTERS STORY
長い歴史を持つ 2つの農園から
ハワイ島南コナのグリーンウェル農園は、マウナロア山(標高4,169m)の西側斜面に位置します。常夏の太陽で暖まった畑が、夜になると冷たい吹き下ろしで一気に温度が下がり、この寒暖差がおいしさの秘密です。
1850年、ヘンリー ニコラス グリーンウェルがイギリスからコナに移住し「グリーンウェル農園」を開園しました。3代目のノーマンは、非常に熱心な生産者で、1989年農園開発の為にコナに引越した僕は、彼にたいへんお世話になりました。残念ながらノーマンは、1992年に亡くなりましたが、息子のトミーが継承し農園を守っています。今回トミーの協力を得て、この贅沢なコナブレンドができあがりました。ハワイの青い海を見下ろすティピカ100%の畑から、完熟豆だけを収穫してもらいました。
この上質なコナコーヒーのブレンド相手に選んだのは、パナマにあるコトワ農園の東側斜面に広がる畑で収穫されたカトゥーラです。日が暮れて月が昇り始めるとその月に照らされた畑が青く輝き、その様子からアルト ルナ(高い月)と名付けられた畑のコーヒーです。
長いコーヒー栽培の歴史を持つ2つの農園が醸し出す特徴を生かしたブレンドコーヒーです。