コーヒーの通販 ミカフェート オンライン ストア
世界各国 3,000以上のコーヒー農園を知る José. 川島 良彰が2008年に設立した株式会社ミカフェート 世界中の素晴らしい農園のコーヒーをご提供します
バレンタイン ブレンド ブラックバレンタインシーズン限定銘柄「バレンタインブレンド」がリニューアルいたしました!
風味華やかな味わい。寒い朝や、リラックスしたい夜におすすめ。アップルやヘーゼルナッツの甘い風味とバターを思わせるなめらかな質感と後味。どこまでも続く甘い香りをお楽しみください。 強く感じられる![]() ![]() ![]() 微かに感じられる![]() ![]() ![]() 味わいの強さ 8![]() 酸味 7![]() 甘味 8![]() 苦味 5![]() 焙煎度 6![]() COFFEE HUNTERS STORYサン セバスティアン農園![]() 1989年、当時グアテマラに住んでいた僕のコーヒー研究所時代の恩師に案内されたのが、アンティグア地区のサン セバスティアン農園でした。この農園のコーヒー作りをしっかり見て、コーヒーの品質とは何かを一から勉強しなさいと先生から言われたのです。実際コストよりも品質第一を徹底したこの農園のコーヒー栽培から、多くのことを学びました。サン セバスティアン農園は、スペインから移住したサルバドール・ファジャ氏が、1890年に開いてから、最高級のコーヒーを求めて、ファジャ家に営々と受け継がれてきた農園です。僕が、訪問した当時、初代のひ孫にあたるマリオ・ファジャが、一族を代表してこの農園の総支配人を務めていました。陽気なマリオとは、会ったその場で意気投合しすっかりアミーゴになってしまい、それから毎年サン セバスティアン農園詣でが続きました。 ![]() 2003年のある日、悲しい知らせが届きました。マリオが農園で心臓発作に倒れ急逝してしまったのです。あんなに元気なマリオが、あの若さで死んでしまうなどとても信じられませんでした。また気がかりだったのは、誰が次に一族を代表して農園の舵取りをするのかでした。当時は、2001年のコーヒー相場の世界的大暴落の影響で価格が低迷し、産地で生産者がコーヒー園を手放している時期でした。新しい総支配人が誰になり、どんな経営方針を取るのか?品質よりコスト重視の路線を取るのか?とても心配でした。 サン ミゲル農園![]() スペインがルーツのファジャファミリーは、1890年からグアテマラのアンティグアでコーヒー栽培に携わってきました。その三代目アルトゥーロ ファジャ氏は、一族の農園を守りながら1962年に土地を購入し、念願だった自分の農園開発に取り掛かったのです。それがサン ミゲル農園です。農業が大好きで研究熱心なアルトゥーロ氏は、少しずつ畑を広げていき農園内に精選工場も作りました。またコーヒー以外にマカダミアナッツと花卉栽培にも着手したのです。 ![]() 父親からこの農園を受け継いだエストゥワルド氏は、更に作付け面積を広げるとともに、品質向上のために新しい機械を導入し工場を充実させました。充実させたのは、品質面だけではなく環境を守るためのサステイナブルなプロセスです。果肉除去の際に大量の水を使いますが、節水型の機械を使うだけではなく、その水のReduce、Reuse、Recycleができるシステムを導入し、排水の処理も徹底させています。研究熱心なエストゥワルド氏は新たにカトゥーラの栽培にも取り組み始め、素晴らしいコーヒーを作りました。サン ミゲル農園の標高1,500〜1,700メートルで栽培されたコーヒーが、サン ミゲル アンティグアです。この地域の在来種ブルボンと、ブルボンから突然変異で生まれたカトゥーラの絶妙なバランスの取れたコーヒーです。 ![]() |